依然として不安定な経済環境で働くことを強いられるサラリーマンが、副業としてブログやYouTube、不動産投資をしようと思っても、何となくハードルの高さを感じて前に進めていない人がいるのではないでしょうか。
私もこのKnowledge Collegeで記事を投稿しながら、YouTubeチャンネルを運営しているサラリーマンとして、手に取るようにそのお悩みが理解できます。
この前に進めない感覚は一体何から生じているのでしょうか。
それは、モノやコトを売る力がない、いや、力がないのではなく、ただ単にその方法を学んだことがないことによる、“漠然とした不安”が原因ではないでしょうか。
この「売れるコピーライティング単語帖」を読むことで、今まで葛藤していた不安が解消し、新たな一歩を踏み出せるかもしれません。
この本は、目的に合致している人以外には、全く面白くない内容になっています。
これから副業を始めたい、新たなスキルとしてコピーライティングを学びたい、という方しか読む必要はありません。
この本の著者も、どうしても稼ぐためのスキルを学ぶ必要があり、この技術について学び始めました。
この単語帖を手に取って、新たなチャンスを掴んでみてはいかがでしょうか。
読み手の反応を爆発的に向上させる書き方の基本を百戦錬磨のプロから伝授
文章の最小単位は、構成×言葉=反応率である点を頭に入れましょう。
基本的な構成はPASONAの法則を意識することが重要です。
Problem:読み手が抱えている“痛み”を明確化する
Affinity:書き手が、読み手の“痛み”を理解し、解決する術を持っていることを感じてもらう
Solution:問題の根本原因を明らかにし、“解決“へのアプローチ法を紹介する
Offer:解決策を容易に取り入れられるように、具体的な商品・サービスの“提案”を行う
Narrow:解決策が功を奏して、購入後、満足いただける読み手の条件を“絞込”む
Action:“痛み”を解決するために必要な、具体的な“行動”を呼びかける
この法則は、あらゆるビジネスシーンで使用することが想像できます。
今まではモノやコトを売ることだけに必死になっていた人が、この構成を理解することで買い手の反応を劇的に変化することができることが想像できます。
世の中の人が抱えている“痛み”の正体を突き止める
この“痛み“は社会的な問題ではなく、顧客自身の、個人的な大問題にフォーカスする必要があります。
読み手がどんな場面で“怒鳴りたくなるほどの怒り”を感じているか。
どんなことに“夜も眠れないほど痛み不安”を感じているか。
怒り、悩み、不安について、読み手が感じる場面を自らの五感をフルに使って描写することがポイントとなります。
売り上げを上げるために問題を見つけるのではなく、真なる問題を見つけることで売り上げが上がる感覚が大事になります。
どんなことを言うか、ではなくどんな人が言うか
痛みへの深い理解を通じて、解決できる問題が明確になり始めたら次にすべき事は、“親近感”を持ってもらうことに努めないといけません。
この親近感を与える上で、様々なアプローチ方法があります。その中でも最も効果があるのは、“一発逆転ストーリー”です。
この一発逆転ストーリーをさらりと触れることにより、書き手と読み手の距離が近くなります。
読み手が直面している問題を、あなた自身が乗り越えてきた人であることを知ってもらい、親近感を勝ち取りましょう。
よく見る映画の宣伝にもこれは使われています。
普通の学生だった青年が、ある時、急にクモの能力を手に入れ、世界を救う。とか、最近ではYouTubeでも使われていますね。
父親の借金1億円を父親の死と伴に、連帯保証人として背負わされた元自衛隊のサラリーマンが、副業として白い仮面を付けたキャラクターでYouTubeを始め、見事に成功、今では港区の高級マンションに住んでいる。
これらの一発逆転ストーリーからみても、人間は潜在的に苦労して何かを成し遂げた人が好きなのだと思います。
それは、人は感情でものを買い、理屈で正当化するというものにも関連していると思います。
先日、私はApple Storeに行った際に、iPhone 12 Pro Maxを「なんかスタイリッシュだな。」と思い、買ってしまいました。
購入後の電車で、「カメラの性能も良いし、YouTubeで使えるかもしれない。」とか、「バッテリーが長持ちするから長時間のフライトや移動にも対応できそう。」とか後付けで自分の購入した行動を正当化していました。笑
うまくいく人は、自分とは違う特別な情報を持っており、それを知っているからうまくいくのだ。という先入観もまた、一発逆転ストーリー信者を加速させていると思います。
実際、成功されている人は、していない人に比べてたくさんの情報を持っていると思います。
しかし、それは成功している人がしていない人に比べて、多くの行動をしているからこそ生まれてくるものであり、その情報をたまたま手に入れたから成功しているわけではない点に気付かないと、変な情報商材に大金を使うハメになりますのでご注意ください。
ターゲットを絞り込むことの本当の意味
私も含め、モノやコトを多く売るためには、なるべく多くの人へ情報を届ける必要があると考えている人は少なくないと思います。
実際には、絞り込めば絞り込むほど、読み手の反応は激増します。購入対象者を限定する表現が織り込まれていることにより、売り手にとってぴったりの買い手に、効率よく出会えることになります。
そのぴったりの買い手と出会えば、流出率が下がり、リピート購買や紹介が増えることに繋がるので、結論、ターゲットを絞り込むことこそが販売を多くすることになります。
最後に
皆様はお気付きだろうか。
この本を読んだ後と、前では、このブログの記事の構成が全く異なっていることを。
そして、デジタルを担当しているカネコさんもこの本を読んだことにより、ページの構成がどんどん変化していきます。笑