東京駅から電車に乗ろうと駅に入ると、ちょっと時間もあるので本でも探そうかなと思い、構内にある本屋に入ることにしました。
そこでおすすめコーナーに置かれている本にふと目がいきました。
その時は何か自分を正したい、マインドセットを再確認したい。という気持ちに駆られていたように思います。
本書を読んでいると、学生時代から今に至るまで、様々な方が私に教えてくれたことを思い出すことができたように感じます。
大人になると、誰も教えてくれなくなるのだな。と、自ら学ぶことの重要性を再認識できました。
リーダーは自分の人格以上のことはできない
常に“謙虚”でいること。よく言われていました。その度に、「そんなの当たり前だ。」と思っていました。それは、謙虚でいないとそんな私を大人が叱るから。
“人間性”を高めるという言葉もよく使われていました。その時はその意味は何となくでしか分かっていませんでした。
今思えば、どんなに成果を出したとしても、次の目標の達成のために努力を重ねる姿勢を崩さない。
決して驕らず、怯えず、前を向いて生きていくことなのではないかと。
自分の方がデキると思っている人に一流はいない、成功を収めた直後こそ、学ばなくてはならない
上手くいくときは、純粋に努力をしただけにもかかわらず、つい、自分は優れていると誤解をすることがあります。
その時はどうしても自分以外の人の良い所に目が届かず、何となく卑屈になってしまいそうにもなります。
常に相手を「10点満点の人間」だと思う気持ちを忘れないことが、自分の精神を健全に保つことにも繋がるように感じています。
最後に
このような考え方の本を読むと、私自身の器の小ささを改めて知ることができます。
当然、完璧な人はいないのですが、成長しようと考え鼓動し続けることの難しさと尊さを改めて学ぶことができたように感じます。