ホリエモンこと、堀江貴文さんが、近畿大学の卒業式にて卒業生に向けてスピーチをした際に、金言(私見)を残されたのをご存じでしょうか。
“過去にとらわれず、未来を恐れず、今を生きろ”
この言葉に勇気をもらった方も多くいるのではないでしょうか。
動画を見たい方はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=hNb8IhrSAwE
そんな堀江さんが、あるYouTubeの番組にて、
「ある人物に、“堀江さんの考え方とそっくりな本があります、絶対に読んでください!”と会うと毎回言われて、仕方なく、嫌々読んだんだけど、確かに考え方が似てたんだよね。」
と発言されていた、その本は“嫌われる勇気”でした。
心理学者が導き出したこの考え方を、無意識にできている堀江さんはやはり只者ではないですね。
私は過去にこの本を読んだことがあるのですが、このYouTubeをきっかけに、改めて読むことにしました。
本書では、漠然と未来に不安を覚えている方や、悩みが絶えない方、また、何か現状に満足できていないと感じている方に、あらゆる衝撃をお届けすることをお約束します。
この本を読んで、今から未来を変えましょう!
新卒採用、中途採用における定番の質問に対する答え
新卒採用や、中途採用において、定番の質問に、
「どうして弊社を受けようと考えたのですか。」
という、志望理由を聞く質問があると思います。
このような質問に対して、過去の経験から、未来の展望を踏まえた上で解答をすると、グッと合格率が上がるというようなアドバイスをする人がいるかと思います。
事実、私も過去の経験と未来のなりたい自分があって、その一連の流れを踏まえて、その企業を志望するようになったと説明をし、企業から内定をもらってきました。
勿論、全てが嘘ではないと思います!
しかし、この本を読んでみると明白になりますが、このようなストーリーは、当然、後付けであり、今、チャンスが巡ってきて、入りたい会社だと思ったから、志望しているに過ぎません。
ディズニーのCEOがディズニーのCEOになりたくてテレビ局に入ってきたわけではないのは、過去の記事で記載の通りですが、この本では、このような人間の思考の嘘を、気付かせてもらえます。
薄々気付いてはいるのですがね。
パワハラ上司の本当の思考回路
部下の失敗に対して、大声で怒鳴っているパワハラ上司を見たことがありますか。
現代社会でそのようなことをしたら一発退場ですが、5年くらい前にはそのような上司は、ちらほらいました。
その上司が、部下を怒鳴りつける言い分として、
「部下がミスをして、今後このようなミスを部下がしないために、強い口調で説教した。本当はこんなことしたくはない。本人の為である。」
というのをよく耳にするかと思います。
これもまた、嘘です。笑
このパワハラ上司は、部下を大声で怒鳴りたくて、怒鳴っているのです。
部下がミスをしたという原因があったから、怒鳴ったのではなく、部下を容易にコントロールしたい、所属している組織に対して自分の権威を見せつけたい、等の本当の目的があって怒鳴っているのです。
最後に
色々と悩みが多いのは、現代社会が複雑になっていることが原因ではないと私は思います。
いつの世の中でも、人々の悩みは絶えないと思います。
一方で、悩んでいても未来は変わりません。
この本を読むと、何故人は悩むのか、その理由がすぐに理解できるようになります。