幼い頃から“じっとしていられない、落ち着かない人”も、大人になると意外に静かに座って仕事をしていられる程、日本の教育はレベルが高いと感じています。
一方で、“一つの事を確り、完璧にやり遂げなくてはいけない”という環境で長いこと過ごしていると、完璧にやるか、もしくは全く手を付けないかという行動様式にハマっていくようにも感じています。
何行動を起こすときも、ちゃんと検討ができているのかと石橋を叩いて渡る傾向が強いのも、教育レベルが高い日本ならではの発想なのかもしれません。
本書を読んでみて、「世の中にはこのような“洗脳“があるのか。」と純粋に世間を学べました。
何となく世の中の考え方にモヤモヤしている方は、本書が良い起爆剤になるかもしれません。
仕事の速さとレスポンスの高さ
仕事のスピードが早い人は、未読のメールやラインが無いです。
明らかに多くの仕事をこなしている人が、あまり仕事を抱えていない人に比べて、実際の働いている時間がずっと短く、仕事を早めに切り上げて飲みに行っているという現実があります。
エクセルの作業が一番顕著に仕事の質とスピードを表現します。
エクセルの作業が早い人は、遅い人に比べて、圧倒的にシートがキレイでミスも少ないです。
見やすいですし、式の組み方も工夫がされていて、論理構造の把握が容易です。
万一、式に誤りがあっても誰かがすぐに気付くことができるため、大事故になりにくいです。
仕事が早い人は、一つ一つ、瞬発的な集中力が高いため、メールの返信も恐ろしいくらいに早いです。
レスポンスが低い人に、仕事が早い人を見たことがないです。仕事が遅い人に仕事ができる人を見たこともないです。
何故このような傾向があるのでしょう?答えが見えていません・・・。
睡眠
忙しくて睡眠時間が確保できていないことも、たまにはあるかと思います。
そんな時、明らかに思考能力が低下し、余計に時間が掛かってしまっていると感じることも多くないでしょうか。
結局、効率よく仕事をするためには、どんなに能力が高い人であっても、睡眠を十分に取らないといけないのではないかと感じています。
かなり多忙なホリエモンでも、8時間睡眠を心掛けているそうです。
最後に
もし、“やりたい事しかやらない”という生き方を、全員が選択した場合、大変な社会になってしまう気がします。笑